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蕩けるようなキスをして
第49章 予感
「クリスマスは、どこに行くの?」
混雑する昼休みの食堂の中。
隣りに座った乃愛が訊いてきた。
「イルミネーション見に行って、その後(あと)ご飯に行くよ」
テーブルに弁当箱を広げつつ、華夜子は答える。
乃愛の、更に右隣りに腰を下ろした留以が、華夜子の言葉を付け足す。
「中町通りの、だよね?」
「そうそう。ご飯も中町で食べようかと思って。先月オープンしたパスタ屋さん、一度行ってみたかったから-」
「中町のイルミネーションは、クリスマス期間の定番中の定番だよねえ。あれは外せないわ。私もこないだ彼氏と見に行ったよ」
トレイに載った日替わりランチを箸でつまみながら、乃愛は頷く。
「オープンしたばかりのお店って…あそこなかなか評判いいよね?毎日結構混んでるらしいじゃん」
「うん。だから気になってて。お店が通りに面してるし、イルミネーション見ながら食べれるなんて贅沢だなあって」
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