この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第48章 束の間の
中町通りの街路樹を、LEDが華やかに彩っている。
道路の両脇の木々に、無数のゴールドの粒が延々一キロ以上も続いてる様は、圧巻だった。
毎年クリスマス時期の恒例であり、黄金の街路樹の下を歩くのは、今日が初めてではない。
自宅から、そう遠くない場所なので、年に一度は足を運び、煌びやかなイルミネーションを楽しんでいた。
今年は例年よりも更に、ライトアップされる距離が伸びたようで-嬉しさも増すというものだった。
高級ブランド店や様々な飲食店が立ち並んでいる為、普段から人通りの多い場所だったが、イルミネーション開催の期間中は当然の事ながら、いつもよりも更に通行人は増えていた。
今夜も平日の夜だというのに、結構な数の人達と擦れ違う。
その辺にあるオフィスのサラリーマンやOL。
大学生らしいグループ。
友達同士。
後は-華夜子は、隣りを歩く彼をそっと、盗み見する。
すぐに前方に視線を戻すつもりだったのに、目敏く気付かれ、こちらを見て微笑まれる。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ