この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第7章 揺れる夜
由清の頬を叩こうと振り上げた右手は難なく掴まれてしまい、左手で――と桃子は拳に力を込めた。が、その瞬間に彼の長い指が彼女の小さな手を絡めとってしまう。
「――!」
桃子は目を大きく開き、唇を重ねている由清の目を見詰めた。彼の澄んだ瞳は三広の眼差しを思わせるが、勿論彼は三広ではない。自分の恋人の――唇も、身体も心も許した三広ではないのだ――桃子は開いた唇を割って由清の舌が入ってくるのではないか、とおののき身体を強張らせ、また涙をその瞳に溢れさせるが、由清は突如桃子の両手を握ったままで唇を離した。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


