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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第15章 小さな心と信じる道

『やだ!パパがクロ連れてっちゃうもん!そんなの嫌!』
『そんな事ないから!待ちなさい!』
母の制止も聞かずに愛良はバタンと扉を開けた。重たい空気はその衝撃と愛良の姿で打ち砕かれた。
「パパ!…」
「愛良?出ていなさい。まだ黒野と話をして」
「連れてかないで!嫌だよ!」
「お嬢様…?」
そう呟く黒野の腰にぎゅっと巻きついた愛良。そんな愛良の背中をそっと撫でる黒野、2人を見つめて居た両親。
「パパ…お願い!連れてかないで…」
「愛良、パパは何も黒野のことを連れて行こうなんて考えていないよ。」
「でも片桐さん…それにパパだってお見合いだって!」
『そんな事ないから!待ちなさい!』
母の制止も聞かずに愛良はバタンと扉を開けた。重たい空気はその衝撃と愛良の姿で打ち砕かれた。
「パパ!…」
「愛良?出ていなさい。まだ黒野と話をして」
「連れてかないで!嫌だよ!」
「お嬢様…?」
そう呟く黒野の腰にぎゅっと巻きついた愛良。そんな愛良の背中をそっと撫でる黒野、2人を見つめて居た両親。
「パパ…お願い!連れてかないで…」
「愛良、パパは何も黒野のことを連れて行こうなんて考えていないよ。」
「でも片桐さん…それにパパだってお見合いだって!」

