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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第28章 第十一話 【螢ヶ原】  其の四 
 伊勢次が深い眠りへと落ちていったのを見届けた後、お彩は傍らに眠る男を起こさないよう、そっと布団から身をすべらせた。
 伊勢次は終始、お彩の身体を気遣いながら、お彩を抱いた。
 もっとも、途中からは、伊勢次の愛撫も大胆になり、営みは烈しいものへとなっていったが―。それでも、伊勢次はずっとお彩への労りは忘れなかった。少しでもお彩が身をよじるような仕草を見せれば、気遣うようにお彩の顔を覗き込んだ。
 そこまでの自制心をもってしても、漸く惚れた女と肌を合わせる歓びに逸る心を抑えるのは相当に難しかったのだ。
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