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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第6章 禁断の恋
なのに、すぐにこうやって恋心を取り戻されてしまうのは、たぶんこの人が私にとっての最高の理想の男の人だからかな。
相手が結婚していても、運命の出逢いって言えるのかな。

「そんなにむくれないで下さい」

「ひゃん!?」

拗ねる私の背後から耳孔を犯す良い声を囁かれた。
びっくりしたのと恥ずかしいのと擽ったいの全部を掻き混ぜられてしまう。
ゾクゾクンッと、躰全部が持ってかれる。
その場で反応してしまった。
気持ち良い……てのは口に出来ない。
仕方なく熱を孕んで振り向いた。
八反田さんはそれを100%予測していたようで、そんな私の手首を取りあげ、顔を寄せた。

「あの雑誌はエロ本の中でも特別エロい枠に入るから、風間はもう少し大人になったらな。これくらいで音を上げてるようじゃ、尚更だ」

彼の目は悪戯に私を見詰めていた。
私が快感に震えているのを見て、ふっと口角があがる。

「いいか、大人なら、これくらい普通だからな」

ちゅ……っと手の甲にキスを落とされる。
はっ、として砕けた吐息が漏れ出てしまう。

「あ、あのっ……」

「もなかは、喜んで受け入れていたな、これ」

どういう意味だろう。
まさか八反田さんともなかさんて、そーゆー関係?
なんて考えたのも束の間。

「可愛い手ですね……」

そう呟いた八反田さんは舌で自分の唇を濡らした。
八反田さんっ!?
言葉にする前に、彼は。

「……小さくて、エロい手。……色々想像したくなりますね……」

八反田さんが……。

「ひゃ……はっ、八反田さんっ!」

私の指を……。

「大人なんだろ?」

「お、おとな……ですけど……」

口のナカに……。

「大人はもっとやらしいことするぞ」

「し、知ってます……」

挿れっ……!?

「知ってるのか?やらしい奴だな。じゃあどんなことするのか、言ってみろよ」
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