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夢のその先…
第21章 接近


隆史は匡哉の前に立つと

「七瀬隆史と言います」と自己紹介した

匡哉も立ち上がると

「長瀬 匡哉です!」と笑顔で返した

隆史は…その笑顔に…前より男前を上げてるのに気付き…苦笑した

こんな男前じゃなく…何で自分を選んだのか…

匡哉を見ていると…戦意喪失になる

「若葉は幸せだ!
こんな優しい亭主を捕まえて!」

匡哉は心より…想った

その言葉に偽りはなく…

隆史は匡哉の手を取り

「宜しくお願いします」 と挨拶をした

「今度飲みませんか?」

隆史が言うと

「良いですね。」と返した

二人は意気投合して、話始めた

康孝と瑞恵は、そんな二人を優しく見ていた

朝陽が匡哉と共に来る

それは…匡哉を受け入れたから…

匡哉は和哉の、父親だ

親子は…一緒にいるべきだ…

そう想うから…匡哉を受け入れ家族として接する事に決めたのだ


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