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おねだりしてごらん
第3章 奴隷にしてあげる

「おはようございます」

「浅川君おはよ~」

ほらね。

「昨夜はすみませんでした」

「ん?あぁ、気にしないで」

彼はにこにこしながら、視線をパソコンに戻す。だが私が自分のデスクに戻ろうとすると―――

「会社で二人きりでいたこと話すとか…どんだけ仲良く思われたいんだよ」

「課長」

「ん~?」

「言いたいことがあるならはっきり仰ってください」

さすがに限界。

課長は深い溜め息をついた。

「ちょっとおいで」

課長はそう言って総務部を出ていった。



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