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誰のもの⁉︎
第18章 親友 洋平
車を取りに行き、助手席に乗ると

「ちょっと 待ってて。」

直志くんは どこかに電話をかけた。

「お待たせ。ご飯だけど、俺に任せてね。」

「うん?イイけど どこに行くの?」
ニコッと笑って

「着いてからのお楽しみ。」

車を走らせた。




「着いたよ。」

「!!」
そこは 高そうなフレンチレストランだった。

「直志くん、ここ?」

「ああ、フレンチやだ?」

「じゃなくて、高そう…。あっ、直志くん ジーンズだよ。入れないんじゃない?」

「プッッッッ。大丈夫。俺が誘ったから俺が払うし、さっき電話して 部屋用意してもらったから。それに、ここなら 洋平に何も言わせない。」

昼、洋平さんに言われたことを気にしていたみたいだ。

「入ろう。」
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