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叔父姪えっち
第9章 思いでぽろぽろ
次の日からわたしはまじめに勉強した。
夏休みが残り少ないから、ではなくて、手に入れたい未来のために。

夜は帰ってきたおじさんとえっちする。
今まで通りにも思えるし、全然違う気もする。
叔父さんの愛撫を受けながらふと気付く。
これは愛なんじゃないかって。この気持ち良さは、この昂揚は。叔父さんの愛であり、わたしの愛だ。

恥ずかしい勘違いでもいい。だってわたしはまだ17歳で、愚かしくて当然だしそれが若さの特権でしょ?
愛を知っているだけ上等じゃない。そう思う。


叔父さんに愛撫する時、そこに籠ってしまう気持ちや熱に叔父さんは戸惑ってるみたいだった。
だけどわたしは知らないふりをして、叔父さんのおちんちんをぴちゃぴちゃ舐めたり吸ったり入れたり出したりした。
居間で、離れで、お風呂で、叔父さんの部屋で。

叔父さんの部屋の叔父さんの布団が好きで、ほとんど毎日叔父さんにくっついて寝た。
朝方寒くなってきて、叔父さんが寝ながらぎゅっと抱きしめてくると胸がくすぐったくなった。

そうしてくっついていて思い出したことがある。
そういえば小さい時の私も叔父さんが好きだった。
お父さんに似ているけどちょっと違う。優しいけどいじわるなところもあって、大人なのにいつもふざけてて、面白くて。
わたしは親戚の集まりなんかがあるときは必ず叔父さんのそばにいたんだ。

それであの日手を出されて……。
わたしは忘れられなかった。
ずっと、多分、求めてたんだ。
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