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第5章 交わる

そういうギャップ、凄く好き…


｢…よし。じゃあ確認…結、明日、何か予定は？｣


｢？｣


予定…？


予定…本当は、篤と今日花火を見て、その後お泊まりして、海に行く筈だった。


…うん、予定…ないね。


｢ない、よ｣


｢…そう。了解｣


今後の予定も、ぜーんぶ中止だな。


｢それなら覚悟して？…寝かすつもり全くないから｣


｢…っ！？｣


｢明日ベッドから離すつもりも全くないし、｣


｢…っへ、｣


｢結の中から抜けてやんない｣


｢…！｣


｢…それでも、いい？…いいよね？つーか拒否権なし｣


ゆったりと話す空…出会った時と性格が真逆だ。


…ゾクゾクする。


｢…いいよ。お願い…めちゃくちゃにして｣


｢ん…いいお返事｣


｢空のモノで満たして…｣


｢うん…最っ高｣


｢…、…忘れさせて。空の事しか考えられないようにしてっ…！｣


｢勿論。…ねぇもう我慢出来ない、突っ込んでいい？｣


余裕なさそうな空の表情。


こくりと頷くと、あたしの上から体を起こし、シャツもズボンも脱ぎ捨て、あたしと同じ裸になる。


｢…っ｣


…って、