この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第16章 愛を囁く騎士、揺れる歌姫

背中をトントン叩いて、美名が落ち着くまで翔大は待った。
咳は止まったが、胸にまだ何かつかえたみたいで苦しい。
ミルクティーを一気に飲み干すが、まだ取れないみたいだ。
「美名がさっき昔の浮気の事を責めた時、まだ俺に惚れてるのかな?て勘違いしそうになったよ」
「う……そ、そう?」
さっきは完全に過去と今をごっちゃにしていた。
あんな風になるのは今でも翔大に惹かれているからなのだろうか?
見つめられているのが痛い位分かる。
頬がどんどん熱くなり、気まずさに耐えられなくなってきた。
「あ、あんまり見ないで」
「無理だよ」
素早く頬にキスされて、美名は呆気に取られて翔大を見た。
咳は止まったが、胸にまだ何かつかえたみたいで苦しい。
ミルクティーを一気に飲み干すが、まだ取れないみたいだ。
「美名がさっき昔の浮気の事を責めた時、まだ俺に惚れてるのかな?て勘違いしそうになったよ」
「う……そ、そう?」
さっきは完全に過去と今をごっちゃにしていた。
あんな風になるのは今でも翔大に惹かれているからなのだろうか?
見つめられているのが痛い位分かる。
頬がどんどん熱くなり、気まずさに耐えられなくなってきた。
「あ、あんまり見ないで」
「無理だよ」
素早く頬にキスされて、美名は呆気に取られて翔大を見た。

