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第61章 プリキー大作戦

｢う……っうっ……ヤバッ｣

　桃子の中に熱い精を放つ快感に震えながら、目の間の奥にツンと痛みが走った。三広は天井を仰ぐ。
　桃子は、素早く手元を探りタオルを三広に渡した。

｢……あ、ありが｣

　三広は鼻にタオルを充てて何秒か上を向いたままで居る。
　桃子は繋がった態勢のまま三広を見上げる。

｢……大丈夫……？｣

　三広は無言で頷き、タオルを外してから笑いかけた。

｢スゲーよ、今大出血の予感がしたのに……出なかった――！｣
｢本当だあ！……その内鼻血克服するかもよ？｣
｢アハハ……鼻血克服って……｣

　三広が桃子の頬に触れた時に、結合したお互いの秘所が僅かな動きで刺激された。

｢あっ……｣

　桃子の唇から溜め息が漏れた。
　蕾からトロリと甘い蜜が溢れ、三広の芯も再び硬さを取り戻し、深く息を吐いた。

｢はあ……っ……マズイ……俺また……｣