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eyes to me~ 私を見て
第57章 さよなら、私の②



「すまん! 美名が大変そうだったし……
 翔大から預かった物が何だか分からんし……
 お前をもっと混乱させたら……て思って……」

 真理はまだ拝む格好をしている。
 美名は、丁寧に折り畳まれた空色の便箋を開いた。

 ――紛れもない、翔大の字だった。
 人柄があらわれている様な優しい柔らかな筆跡。
 読み進める内に、美名の顔色が白くなっていく。

「ア……メリカ?二週間後……て、この手紙の日付……」
「ううっ……あの誕生パーティの日付だよ……だから出発は明日だな!」

 真理が言い終わる前に美名はスマホをタッチし、翔大に電話をかけていた。


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