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近づきたい
第3章 想いの日

よし先輩のお腹が鳴って、車の中の雰囲気が一気に和んだ。
しばらく車を走らせた所で、よし先輩の言っていたイタリアンレストランに着いた。
普段家の周りや学校の周りばかりで行動してるから、初めてくるお店…中に入ると、落ち着いてるけどカジュアルな感じで高校生の私が来ても違和感ないかも。
「ここのパスタ美味しいんだ。他にもいろいろ美味しい物あるから、たくさん食べよう。」
席に案内されてメニュー表を開きながら、よし先輩が楽しそうに料理を選んでる。
「瑞穂ちゃんは何がいい?」
メニューを見ても何がいいのかわからない。イタリアンは好きだけど、メニューを見て解るほど詳しくもなかった…
「よし先輩にお任せしてもいいですか?」
「う~ん、嫌いな食べ物ある?なま物とか平気?」
「…大丈夫です」
私を気にかけてくれる大人の対応が嬉しかった。
よし先輩が注文してくれて、いろいろな料理が運ばれてきた。それまで私の学校の話をしていたけど、自然と料理の話へと変わっていった。
料理はどれも美味しかった。でも、どれひとつ名前はわからなかった…
よし先輩はすらすらと注文していた。それに比べたら、やっぱり子供なのかなと自分で落ち込んでしまった。
落ち込みながらも、テーブルの向かいで食事を取るよし先輩に見とれてしまう。
大きな手でフォークを持ち、どんどん食べていく。
食べたり飲んだりすると動く喉仏…
だんだん私は食事よりよし先輩の仕草ばかり見てしまっていた。
しばらく車を走らせた所で、よし先輩の言っていたイタリアンレストランに着いた。
普段家の周りや学校の周りばかりで行動してるから、初めてくるお店…中に入ると、落ち着いてるけどカジュアルな感じで高校生の私が来ても違和感ないかも。
「ここのパスタ美味しいんだ。他にもいろいろ美味しい物あるから、たくさん食べよう。」
席に案内されてメニュー表を開きながら、よし先輩が楽しそうに料理を選んでる。
「瑞穂ちゃんは何がいい?」
メニューを見ても何がいいのかわからない。イタリアンは好きだけど、メニューを見て解るほど詳しくもなかった…
「よし先輩にお任せしてもいいですか?」
「う~ん、嫌いな食べ物ある?なま物とか平気?」
「…大丈夫です」
私を気にかけてくれる大人の対応が嬉しかった。
よし先輩が注文してくれて、いろいろな料理が運ばれてきた。それまで私の学校の話をしていたけど、自然と料理の話へと変わっていった。
料理はどれも美味しかった。でも、どれひとつ名前はわからなかった…
よし先輩はすらすらと注文していた。それに比べたら、やっぱり子供なのかなと自分で落ち込んでしまった。
落ち込みながらも、テーブルの向かいで食事を取るよし先輩に見とれてしまう。
大きな手でフォークを持ち、どんどん食べていく。
食べたり飲んだりすると動く喉仏…
だんだん私は食事よりよし先輩の仕草ばかり見てしまっていた。

