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揺れる恋 めぐる愛
第13章 動揺と安定
「まあ、彼女が言った通り同じ会社の後輩だ。
 
お互いに時間が合えば出かける事もある。別にそんな……」

「よく、接待に使っている

こちらのお料理がとても美味しいと聞いて、

ぜひ機会があればと話していたんです。

何か勘違いさせてしまったのであればごめんなさい」

「あらあら、いいのかしら?

こんな事言わせてしまって……」

「いえ、そんなにお気遣いなく。私は大丈夫ですから。

ところで、テーブルの上にあるのは

ガトーショコラですか?今朝焼かれたんですよね?」

「そうなの。美味しそうにできたでしょ?」

「はい。すごく甘さ控えめと先程佐々木さんに教わりましたが、

色々こだわりのある思い出深い物だとも聞きました」

「そうそう。この人が小さい頃から、

事あるごとによく作った物なのよ」

「そうなんですね」

「そうそう、藤木さんじゃ堅いから、

ののかさんとお呼びしても?」

「ええ、ぜひ」

「じゃ、私はゆうこさんでいいからね」

「はい、ゆうこさん」

「それで、話を戻して……

せっかく大希さんがいい人と来るなら、

ぜひ……

「いい加減にした方がいいんじゃないんですか?」」

突然どこからか聞こえたその声にビクッと身体が震えた。

耳に心地よい柔らかく穏やかな声だけど誰なの?

私たちの後ろからその声の主は部屋に入ってきた。
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