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先生、早く縛って
第13章 管理されるカラダ

「立松、怪我はないか? 問題なければ早く席につきなさい。泡には触るなよ」
後から思えば、先生がかわしてくれたおかげでみんなの前で抱きつかずに済んで良かったんだけど……めちゃくちゃ恥ずかしかった。
でもそれより、悲しそうな顔をした神谷くんが座り込んだ私に手を貸してくれて……そのことが私の胸を締め付けた。
そして先生からは、後から電話でたっぷりと叱られたのは言うまでもない。
「結衣はそんなにお仕置きがされたいのか」
と言って最後には笑ってくれたけど……そういう時の先生が一番怖いってだんだん分かってきた私。
そして、そんな時の先生が私は大好きで……ついつい次のお仕置きを期待してしまうのだった。

