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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第5章 偽りの別れ
「寒くはないか?」
 トスに気遣うように問われ、キョンシルは頷いた。
「私なら大丈夫だから、心配しないで。トスおじさんの方こそ、大丈夫?」
 逆に心配されたトスは照れくさそうに頷く。
「ああ、いつかのそなたの科白ではないが、俺はガキの時分から丈夫なのだけが取り柄だからな。それに、馬鹿は風邪引かないって昔から言うだろ」
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