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幼馴染と発情期
第15章 王様と私

嘘…どうしてアラン様が?
「エマ!大丈夫か?…城に戻るぞ」
アラン様は私を立たせてくれようとしたけど震えてしまって立てなかった。
「キャッ…ごめ…なさッ…わ」
すると、アラン様は私をお姫様抱っこで軽々と持ち上げた。
「アッ…アラン様…いけません…重いのに」
「少しは甘えろ。それに全然重くねぇよ」
そのまま歩き始める。
「アラン王様、申し訳ございません…私動揺してしまってすぐに止める事が…」
神父様がアラン様に頭を下げた。
「あ?気にするな!っつーかここの教会意外と立派だったんだな?俺とエマの結婚式の時使わせてもらうからな!」
え?アラン様と私の結婚式?
「アラン様?……どういう事ですか?」
「…後でゆっくり話すぞ」
そして、アラン様の馬でお城へと戻った。

