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幼馴染と発情期
第15章 王様と私

叔母さんの家に連れて行かれて数日が過ぎた。
ここでの生活はとても厳しかった。
少しでも至らない所があればその日はお庭で正座をして夜を明かさなくちゃいけないし、毎日叔母さんにぶたれるのは当たり前だった。
正直辛いけど…昔お世話になっていたし、それに厄介だったはずの私の事をお嫁さんにしてくれるなんて言ってもらえる事を感謝しなくちゃいけないよね…アラン様もご結婚されるし……これで良かったんだと自分に言い聞かせた。
結婚式の前の日。私はアラン様にお手紙を出した。
今までのお礼や、アラン様の事が好きだった事…もう会う事がなくなってからそんな事を言うなんてズルいかもしれないけど気持ちは伝えたかった。
その夜。旦那様となる彼が私のベッドに入ってきた。
「何驚いてる?明日から夫婦になるのだから当たり前の事ではないか」
「え…えっと…こういう事は夫婦になってからに…しませんか…?」
なんだか怖くて…体が震えてしまう…。
アラン様と同じベッドにいる時はこんな事なかったのに…。
「何だ?刃向かうのか?」
「ごめんなさいッ…そういうわけじゃ…」
「悪い娘にはお仕置きが必要だな」
そう言って彼は私の服を引き裂いて下着も脱がし、裸にすると脚を開いた状態で身体を縄で縛った。
「フフフ…屈辱的な格好だな。やはり、契りの交わしていない女に俺の極上チンポを献上してやるのはどうにも惜しい…今夜はその格好で過ごせ。明日からはこれで終わらないからな?」
私はこんな格好恥ずかしくて…一生懸命壁の方に身をよじって身体を隠した。
明日からこれで終わらないって…恐い…。アラン様…。
その夜は泣いて夜を明かした。

