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LowとChaosの間…
第13章 勇樹と魅春
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夜明けの明かりを感謝し、勇樹は魅春を見つめながら頭を何度も優しく撫でていた。

(……こんなに好きなのに)

こんな境遇に関係なく、愛を伝えるべきだったと勇樹は後悔していた。

静かに布団から出ようと上体を起こす。

だが、
魅春の手に力が入った。

「だめよ」

魅春は目を開いていた。

「……ずっと起きていたな」

「行っちゃだめ、あなたは、あたしの湯たんぽでしょ」

「さすがだ。湯たんぽの子も産めるのか?」

勇樹は魅春に布団へ引き寄せられた。

「頭撫でてて……」

魅春は目を閉じる。
勇樹はふーっとため息をして、また魅春の頭を撫で続けた。

「寒さからも守んの。わかった?」

目を瞑ったまま魅春は勇樹に言う。

「わかったよ……でも、僕のゆうことも聞けよ」

「……ぅん」

小さく妻は頷いた。


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