この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LowとChaosの間…
第2章 序章:大八島の歴史
そして、
その手記の内容が事実だとすれば、英雄王を綴った伝記[英雄伝説]が王家のプロパガンダとなってしまうのだ。
英雄伝説は、こう綴る。
大八島を統一する聖戦後、突如現れた妖魔軍団.黄泉軍を率いる魔王.紅蓮は天津帝国を滅ぼさんと帝都の火計を画策する。
しかし、その野望は勇者.紫苑誠の勇敢なる戦いと紅蓮の戦死によって幕を閉じた。
英雄王率いる警視庁精鋭部隊は悲劇を繰り返さないよう、国民の負託に答えるため大八島全域の全妖魔征伐を計画、妖魔達の潜む旧大和領域の樹海へ征伐に向かう。
激しい戦いの末、妖魔征伐隊.第一陣は妖魔勢を追い詰めるも、逃げ乞う彼らに対して追撃せず、樹海の秘境に逃がし、静かに暮らすことを許した。
英雄王の寛大な処置に感銘を受けた妖魔勢はロージア連邦軍が、我が天津帝国に侵攻すると義勇軍として帝国軍に協力し、その恩に報いた。と……
手記は、こう記す。
陸軍少佐.金剛勇樹はたったひとりで聖剣の勇者.紫苑誠率いる警視庁の精鋭部隊100余名の妖魔征伐隊.第一陣を退け、大八島全域に及ぶ妖魔殲滅作戦を完全に阻止した。
後に、我が天津帝国にロージア連邦国が軍事侵攻した『第零次世界大戦』と呼ばれる戦いは、真の英雄.金剛勇樹の英雄的行動に感銘を受けた200万に及ぶ、大八島全域の全妖魔が、義勇軍として共闘してくれたおかげで大国ロージアを撃退できた。のだと……
だが、
現代となった今、真実を知る術はない。
その手記の内容が事実だとすれば、英雄王を綴った伝記[英雄伝説]が王家のプロパガンダとなってしまうのだ。
英雄伝説は、こう綴る。
大八島を統一する聖戦後、突如現れた妖魔軍団.黄泉軍を率いる魔王.紅蓮は天津帝国を滅ぼさんと帝都の火計を画策する。
しかし、その野望は勇者.紫苑誠の勇敢なる戦いと紅蓮の戦死によって幕を閉じた。
英雄王率いる警視庁精鋭部隊は悲劇を繰り返さないよう、国民の負託に答えるため大八島全域の全妖魔征伐を計画、妖魔達の潜む旧大和領域の樹海へ征伐に向かう。
激しい戦いの末、妖魔征伐隊.第一陣は妖魔勢を追い詰めるも、逃げ乞う彼らに対して追撃せず、樹海の秘境に逃がし、静かに暮らすことを許した。
英雄王の寛大な処置に感銘を受けた妖魔勢はロージア連邦軍が、我が天津帝国に侵攻すると義勇軍として帝国軍に協力し、その恩に報いた。と……
手記は、こう記す。
陸軍少佐.金剛勇樹はたったひとりで聖剣の勇者.紫苑誠率いる警視庁の精鋭部隊100余名の妖魔征伐隊.第一陣を退け、大八島全域に及ぶ妖魔殲滅作戦を完全に阻止した。
後に、我が天津帝国にロージア連邦国が軍事侵攻した『第零次世界大戦』と呼ばれる戦いは、真の英雄.金剛勇樹の英雄的行動に感銘を受けた200万に及ぶ、大八島全域の全妖魔が、義勇軍として共闘してくれたおかげで大国ロージアを撃退できた。のだと……
だが、
現代となった今、真実を知る術はない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


