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LowとChaosの間…
第5章 聖剣.ジャスティスブレード
そんな時、彼の元へひとりの女性があらわれた。
子供を連れた女性だったが、その手には細長い包み抱いている。
「あなたが…古竜山脈から凱旋した……勇者シオン様…?」
「……はい」
紫苑は女性の物静かな雰囲気に飲まれ、一瞬で酔いから醒める。
勇者と呼ばれたことは否定したかったがイヴァリスのエンブレムともいうべき紋章の盾を背負っているいじょう自分を寡少できない。
女性は細長い包みを紫苑に差し出した。
「これをどうかお受け取りください」
「…これは?」
「……戦死した夫の剣でございます」
「そんな大事なものを受け取ることはできかねます」
少しの間があった。
そして女性が瞬きをした瞬間、涙が溢れてくる。
「夫は志半ばで倒れました………
でも、あなたならこの剣を正義と平和のために…使ってくれるのでしょう?
そのほうが…この剣の……この剣のためだから…勇者に…この剣は…まだ多くの人を救いたいはずだから…」
紫苑は言葉を返せなかった。
戦士である夫を亡くした妻が夫の剣を他の戦士に託す。
素直にそう思った。
紫苑は思わず、包まれた剣を受け取る。
女性は子供を連れ、足早にその場を去った。
宴が終わり、部屋に戻った紫苑は包みを解くと驚愕した。
剣は聖剣だった。
聖剣は上級騎士だけが帯同を許される。
その刀身には大きな剣戟の痕が刻まれていた。
とても強い一撃を受け止めたのだろう。
真銀を砕くのは真銀だけだ。
(この聖剣が多くの人々を救った証なのだろうか?)
子供を連れた女性だったが、その手には細長い包み抱いている。
「あなたが…古竜山脈から凱旋した……勇者シオン様…?」
「……はい」
紫苑は女性の物静かな雰囲気に飲まれ、一瞬で酔いから醒める。
勇者と呼ばれたことは否定したかったがイヴァリスのエンブレムともいうべき紋章の盾を背負っているいじょう自分を寡少できない。
女性は細長い包みを紫苑に差し出した。
「これをどうかお受け取りください」
「…これは?」
「……戦死した夫の剣でございます」
「そんな大事なものを受け取ることはできかねます」
少しの間があった。
そして女性が瞬きをした瞬間、涙が溢れてくる。
「夫は志半ばで倒れました………
でも、あなたならこの剣を正義と平和のために…使ってくれるのでしょう?
そのほうが…この剣の……この剣のためだから…勇者に…この剣は…まだ多くの人を救いたいはずだから…」
紫苑は言葉を返せなかった。
戦士である夫を亡くした妻が夫の剣を他の戦士に託す。
素直にそう思った。
紫苑は思わず、包まれた剣を受け取る。
女性は子供を連れ、足早にその場を去った。
宴が終わり、部屋に戻った紫苑は包みを解くと驚愕した。
剣は聖剣だった。
聖剣は上級騎士だけが帯同を許される。
その刀身には大きな剣戟の痕が刻まれていた。
とても強い一撃を受け止めたのだろう。
真銀を砕くのは真銀だけだ。
(この聖剣が多くの人々を救った証なのだろうか?)

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