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イケない秘め事
第23章 告白
俺は、カートを押しながら、愛美の後についていく。
カーテン、クッション、スリッパなどを順に入れ、チェスト、ベッドを見てると。

「お兄ちゃん!!これ、凄いよ?!身体への負担が少ないんだって!」

うわっ、たかっ!!かえねぇよ。

「これ、お兄ちゃんのにする?」
「なんで?」
「お兄ちゃん、毎日お仕事で、疲れてるし…」
「ありがとなぁ。でも、俺は、今ので十分だよ。愛美で癒されてるから。」
「そっかぁ。でも、愛美ベッドいらなぁい。」
「なんで?」
「夜は、いつもお兄ちゃんと寝たいもん。チェストは、これがいいけどね。」
「はいはい。」

嬉しい言葉を言うなぁ。
俺は、買った物を車に詰み、大型家具は、配達にした。

「楽しみか?愛美。」
「うん。早く届かないかなぁ?」
「他に欲しいものは?」
「ぬいぐるみがいい。」
「あるだろ?ペンギンとイルカのが。」
「だってさ、お兄ちゃん。前にあった、熊のもぉ汚れまくってるからって、捨てたじゃん。」
「はいはい。ごめんね。」

あれは、父さんがあげたやつ。あれがあると、愛美が思い出すと思って、捨てた。

「しょうがない。他の買うか。」
「わぁいっ!!ヤッター!!」

俺は、大型のオモチャ屋に行った。全国チェーンだから、どこに行っても寄れるからいい。

「余り、大きいのは、ダメだぞ。」
「はぁい。」

愛美は、助手席に座って、足を揺らしてる。
ここは、まだ子供のままか…
駐車場に車を停め、中に入る。
流石、クリスマスが近いだけあって、店内は家族連れが多いな。
俺が、先に入ると、愛美が手を繋いでくる。愛美の手は、あったけぇ。
ぬいぐるみのコーナーに行くと、小さな女の子がお母さんらしき人と、色々と選んでる。
愛美も選んでいたが…
女の子が近付いてきて、

「おねぇたんも、おかいもの?あかちゃん、おんなのこ?」

と聞く。

「おねぇちゃんね、まだいないの。じゃ、またね。」

と愛美は、犬のぬいぐるみを持っていた。小さいのだ。

「可愛かったな。さっきの女の子。」
「うん。可愛かったね。」
「赤ちゃん。欲しいのか?」
コクン…
「けど、俺達には、難しいな。」

俺は、田中が言ってた事を思い出した。





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