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イケない秘め事
第20章 新居
愛美は、今日は、お隣の恵美さんと公園でランチらしく、楽しそうなメールが届いた。
午後の仕事を終え、帰りに引っ越し業者により、必要な手続きをし、今週の金曜日に引っ越しとなった。
俺は、帰宅後、夕飯を食いながら、伝えた。
愛美は、驚いたけど、嬉しそうだ。聞けば、お隣さんも、俺達の後に引っ越すらしい。二人目が生まれるからなぁ。
ベッドに入った愛美は、ずっと話してる。
自分の部屋に何をおこうかな?
カーテンは、この色がいいかな?
とか…
顔つきも段々と覇気が出てきてる。前の愛美なんだろうか?正直まだわからない。

翌日、俺は、午前で仕事を終わらせた。残りは、家でやるのだが。
そのまま、実家へと向かった。
鍵を明け、愛美の部屋に向かう。
持って行くのは、家具以外の物だ。全てを箱やバッグ等に詰め、車にと詰め込む。母さんが、買い物から帰ってきた。

「話がある。」

と言い、俺は、中に入った。
俺が、言ったのは、最近の愛美の状態だ。愛美は、俺と暮らすようになってから、食事も取れるようになって明るくはなったが、まだ記憶障害があると。
そして、その原因となったのは、俺のことだけではない。
俺が、言いたいことわかるよね?
父さんが、愛美に対し何をしていたか?
そして、アンタが、その事を知っても愛美を助けなかったと。
なんでだ!!なんで助けてあげなかった?!
俺は、母さんに掴みかかりそうになったのを押さえて、実家を出た。愛美の分と俺の分の鍵をテーブルに置いて。
もう、戻る必要もねぇからな。
俺は、そのまま車を走らせ、新居に向かった。二階の南向きの部屋。ここは、愛美の部屋だ。実家から持ってきた荷物をクローゼットにしまい、家に戻った。
俺の帰りが早くて驚いたけど、愛美かなり嬉しそうだったな。やっぱ、一人でいるの、寂しいのかな?

「お兄ちゃん、帰ってくるの早すぎ~。」
「その割りには、嬉しそうだな。」
「だってぇ。嬉しいんだもん。でも、まだ買い物行ってないから。」
「じゃ、行くか。」
「うん。」
「ついでに、愛美にいいものを見せてあげよう。」
「えっ!?なになに?!教えて、教えて!!」
「その前に…」

ムグッ…ンッ…

俺は、愛美を抱き締めてキスをした。

「ただいま。」

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