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◇なななの短編◇
第5章 サンタが有川邸にやってきた!(近くて遠い)

「残念だがそれは一生やらん。」
後ろから聞こえた低い声に振り返った。
すると怒った様子で着替えを済ませた光瑠さんが私に近付いてきた。
「俺からだと言うなと言っただろっ…」
「いっ、言ってません!」
私は目をそらしてそういった。
すると、突然、要さんが光瑠さんの肩を掴んだ。
「社長…
あなたには本当、腹が立ちますが…」
「なっ…!」
「──今日はこれで、多めに見ます。」
そう言いながら、要さんはシャンパンを掲げる。
「っ…お前、随分と偉そうだなっ!…」
「ふっ…それだけはあなたに言われたくない…」
チッと舌打ちした光瑠さんを見て、要さんが笑う。
この二人は
よく分からないけど
結局、一番相思相愛なんじゃないかな…
ふふふと笑って家に入ると、古畑さんと愛花ちゃんが食事の用意が出来たことを知らせてくれた。
たくさんの
笑いが満ちる。
盛り付けられたブドウを見て青ざめる光瑠さんを古畑さんが影でクスクス笑ってる。
隼人を膝に乗せた要さんは、光瑠さんにシャンパンをつぐ。
「真希さま、ケーキ!」
ニコリと笑った愛花ちゃんに私は微笑みを返して、一緒にケーキを配った。
心が
すごく温かい…
後ろから聞こえた低い声に振り返った。
すると怒った様子で着替えを済ませた光瑠さんが私に近付いてきた。
「俺からだと言うなと言っただろっ…」
「いっ、言ってません!」
私は目をそらしてそういった。
すると、突然、要さんが光瑠さんの肩を掴んだ。
「社長…
あなたには本当、腹が立ちますが…」
「なっ…!」
「──今日はこれで、多めに見ます。」
そう言いながら、要さんはシャンパンを掲げる。
「っ…お前、随分と偉そうだなっ!…」
「ふっ…それだけはあなたに言われたくない…」
チッと舌打ちした光瑠さんを見て、要さんが笑う。
この二人は
よく分からないけど
結局、一番相思相愛なんじゃないかな…
ふふふと笑って家に入ると、古畑さんと愛花ちゃんが食事の用意が出来たことを知らせてくれた。
たくさんの
笑いが満ちる。
盛り付けられたブドウを見て青ざめる光瑠さんを古畑さんが影でクスクス笑ってる。
隼人を膝に乗せた要さんは、光瑠さんにシャンパンをつぐ。
「真希さま、ケーキ!」
ニコリと笑った愛花ちゃんに私は微笑みを返して、一緒にケーキを配った。
心が
すごく温かい…

