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あんなこと……イケメンとじゃなきゃヤれないっ!!!
第2章  同高の読者モデルのヒロ先輩
ヒロ先輩と手を繋いでベッドルームへ向かう。


(ってか、高校生で高層マンションの
1ベッドルームに一人暮らしって…

ヒロ先輩、何者!?)


ベッドルームはまるでモデルルームのようで

白とベージュと黒を基調にした家具に

まるでホテルのベッドのように

大きいベッドにはいくつも枕が並び、

清潔感漂う真っ白なシーツの下側には

テーブルセンターのような

ベージュと黒の生地が掛けられてあった。


(ひゃあーーっ

なんだ、この異空間は。

まるで海外のホテルみたい…)


驚き、佇む私に笑みを溢すと

ヒロ先輩が優しく私の手をぐっと引き寄せ、

ベッドに座らせた。


スプリングのきいてるマットで

身体が少し浮き沈みする。


「緊張、しないで…

リラックスしてていいから」


ヒロ先輩が私の頬にかかる髪の束を

肩の後ろへとかけると、

頬に触れた。


大きなライトブラウンの猫目に見つめられて、

私の心臓は爆発寸前だ。



(いやいやいやいや……

リラックスとか、無理なんですけどっっ!!!)




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