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あんなこと……イケメンとじゃなきゃヤれないっ!!!
第2章  同高の読者モデルのヒロ先輩
今日は図書委員の仕事で

お昼休みに図書室当番。


ほんとは二人でやるんだけど、

いつも来ないも一人の当番さん。



でも、それがいいんだ。



みんながお昼ご飯食べてるこの時間に

お弁当食べながら

静かな空間に一人で本を読むこの時間が好き。



(よしよし、今日も誰も来ないな…)



私は図書室の書棚から

以前から気になっていた本を取り出すと

受付に座り、

お弁当を食べながら

黙々と頁を捲っていた。





しばらくして、





ガラガラーーッ





扉の開く音がする。



(あぁ…ちょうどいいところで…

空気が乱れるなぁ…)



少し不機嫌な顔で扉を開いた相手を見ると、





「え……」





そこには、笑顔で手を振るヒロ先輩がいた。





(ナンデスカ、

このシチュエーション……)




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