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笑うことしか出来ない私へ
第6章 好き
洗濯をして貰ったはいいが、
服を着るべきか、パジャマを着るべきか…
脱衣場で悩みに悩み
結局、またパジャマを着た。
そのままこうたが待つ部屋へ行くと
テーブルには出来立てのナポリタンが
2つ並べられていた。
「わー、美味しそう。」
そう言う私をこうたはマジマジと見る。
「何よ?」
「何でまたパジャマだよ!」
「………ご飯食べるから。」
「あー、そう。もう謎だよお前の行動が。」
「謎じゃないよ!
せっかく洗濯して貰ったのに
汚したら大変じゃん!」
「そうだな。いいから食え。」
「ん。いただきます。」
遅い昼食をとる。
こうたの作ってくれたナポリタンは
本当に美味しくて…
私なんかよりよっぽどこうたは料理上手だった。
ペロリと完食して
おかわりまでしてしまった。

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