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やさしいキスをして?
第10章 番外編


月曜日───


『マドカ…何なのそれ?』

『…何なのって何なの?』

『だからその…手抜き弁当?』


昼休み。いつものようにウチのクラスに来たあさひが、前の席に座り込む。包みを開けた私の弁当を見るや、手にしたレーズンパンをぽろりと落とした。


『……手抜きじゃないわよ。ダイエット。』

『ダ…?!またまたぁ〜それ以上どこを痩せる気なの?十分細いし!なのに胸はあるし!超うらやま体型なのに〜』

『その胸を減らすのよ。』

『えぇえぇっ!!もったいな…むぐぐ!』

『やめて。叫ばないで。恥ずかしい。』


パンを口に押しつけて、何とか黙らせた。まあ…予想はしてたわよ、その反応。


『ふぐ…ちょ、それにしてもさぁ…もうちょっとこう、何とかならなかったの?』

『…………』


あさひの言いたいことは分かってる。私は特に反論せずに、付属の酢醤油をぶちまけた。



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