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やさしいキスをして?
第10章 番外編


『行きましょう。』


そう言って歩き出す三島くん。だけど私は…


『こっ…ここでいい!』


言うが早いか、走り出していた。


『え、園山さ…?!』


三島くんを置き去りにカカカッと階段をかけ降りる。駅を出てしまえば、うちのマンションは目と鼻の先。今まさに、点滅し出したあの信号を渡るだけ…!


『…園山さんっ!』

『…………っ!』


たかが知れてる私なんかの全速力…三島くんが叫んだ時にはもう、信号は赤に変わってた。横断歩道の前で立ち止まる私に、三島くんは間もなく追いついてきた。


『ハァ…ハァ…どうしたんですか?急に走ったりして…』

『ハァ…ハァ…ハァ…………』


いいわけなんて考えてない。夢中で走ってきたんだもん。……何で追いかけてきたの?



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