この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
やさしいキスをして?
第10章 番外編


『園山さんには来て欲しい…こんなチャンス、僕には二度と来ないだろうから…』


僕が苦手なサッカーを始めたのは、園山さんの視界に入りたかったからだ。それがやっと叶う。だから彼女に見て欲しい…


『また大げさだな?二度と来ないチャンスってことはないだろ。おれ達まだ二年になったばっかだぜ?これからバンバン、レギュラー狙っていけばいーじゃんか!』

『……お前と僕は違うんだよ。狙ってなれるようなレギュラーじゃないんだ、僕には。』


来て欲しい反面、上手いプレーが出来る自信は毛頭ない。情けない自分を見られることが恥ずかしくあるのも、また事実だ。


『ったく…頭のいーやつの考えることは分かんないけどな、ミッシー。とにかく戦え!男は目標に向かってひたすら戦うんだよ、たとえカッコがつかなくてもな!』


バンッと大きな音を立て、僕の背中に叩きつけた平手を上げて、岩本は拳を握った。



/940ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ