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やさしいキスをして?
第10章 番外編

数日後───
『へぇ〜?あれから毎日、三島くんとLiNEしてるの?』
『まぁ…朝と晩、おはようとオヤスミの一言ずつだけだけどね。』
お昼休み。あさひと二人でランチ中、三島くんの話題になった。前に4人で遊んで以来、三島くんとは直接会っていない。
『ほんとだー…マメなんだねぇ…』
『そうね、律儀に毎日送ってくれるの。』
携帯の画面をあさひに見せて言うと
『違うってば、マドカがマメだねって。』
『え?』
『こんな挨拶だけのLiNE、ちゃんと返事してあげるんだもん。優しいよね〜あたしなら、既読スルーしちゃうな。』
そんな言葉が返ってきた。確かに、来るのは挨拶だけだけど…別に悪い気はしないし、返事をするのに抵抗はない。それに相手は三島くんだから…

