この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
やさしいキスをして?
第10章 番外編


『へ…返事が、きた…』


画面をチラ見したミッシーはぎゅっと目をつぶる。意を決するようにゴクリと生唾を飲んで、ぷるぷる震えながらボタンを押す様は…見てるこっちが緊張する。


『ど、どうだ…?マドちゃん何て?』

『……………』


あんぐりと口を開け放ち、ミッシーフリーズ。その笑える顔をしっかと拝んでから画面に目をやると…


〉〉園山です。
ゆうひくんのイタズラは
気にしてないから大丈夫です。


『…なんだ、バレてんじゃん。』

なぜかあっさりと見破られた おれの犯行。エスパーかよ、マドちゃん!なんて心でツッコんでいると…画面に新たなメッセージが表示された。


〉〉改めて、よろしく。


…すげー端的なメッセ。完全に社交辞令なこの一言も、実はものすごい威力があるんだってこと…マドちゃんはきっと、気づいてないんだろうな。


『………//////』


見ろよ、ミッシーの顔…まるで完熟トマトだ。今までクールな顔しか見たことなかったけど…マドちゃんのこととなると、こんな表情になっちゃうんだな。




/940ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ