この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
やさしいキスをして?
第10章 番外編


***


ガコン…


『それはそれは…いつにも増して騒がしい土日だったみたいね、お二人さん?』


月曜日。お昼を済ませた私達は、食堂の端にある自販機で飲み物を調達したところ。珍しく三人でランチをしたのは、他でもない…あさひとゆうひくんが、めでたくヨリを戻した報告を聞くためだ。


『んもぉ〜あり得ないでしょ?!両家で赤飯炊いてるとかっ!ほんっと非常識な親達なんだからっ!』

缶を片手に、あさひがベンチに座りこむ。その両脇に、私とゆうひくんも続く。

『いやぁ〜それにしてもさ!こうしてあさひとおれが結ばれたのも、ひとえにマドちゃんのお陰ってわけだよな♪』

『む…結ばれたって、ちょっと//!』

『うふふ…お役に立てて、嬉しいわ。』


ゆうひくんを肘で小突くあさひに『なんだよ、本当のことじゃん!』『バカ!言葉を選びなさいよ//デリカシーないの?!』なんてお決まりの言い合いを繰り広げる二人。見慣れた光景を微笑ましく思いながら、私はホットミルクティーに息を吹きかける。




/940ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ