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やさしいキスをして?
第10章 番外編

『友達って…私と倉田さんが……?』
『うん!マドカちゃんが転校して来た日。あたし、席が近くてすっごい嬉しかったの!』
倉田さんは私のこと、友達だと思ってるの?
どうして…?私あなたに好かれるようなこと、何もしていないのに…
『だって、クラスの女子の中ではあたしが一番最初に!マドカちゃんの友達になれたんだもんね!』
『え、一番…?』
『そうでしょ?マドカちゃんとクラスで一番最初に喋った女子は、あたしだもん!』
倉田さんはひときわ得意そうに笑った。

