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第10章 番外編

『………しまってよ。』


そんなこと、昨日は何も言ってなかったくせに。私の知らない所でまた…ほんとにお節介なんだから…


『私は仕返ししたいなんて思ってないから。もうしないなら、それでいいわ。』

『えっ…ほ、本当？！』
『許してくれるの…？』
『怒ってないの…？』

『もともとは、私の態度が悪かったからだし…怒ってはいないわ。私こそ、不快な思いをさせてごめんなさい。』


一生懸命謝ってくれた三人に、これ以上の気持ちは起こらなかった。もう、今までのことはいい。
だけど、謝る相手を間違えてる。私が本当に謝らないといけないのは、彼女達なんかじゃなくて……