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やさしいキスをして?
第10章 番外編


『マドカちゃん、どうしたの?』

『……ありがた迷惑って言葉、知らない?』

『アリガタ…?ありがとうってこと?』


ガタンッ!!


『迷惑ってことよ!』


私が立ち上がると、教室の空気がシンとなった。既に理科室に移動してる人もいて、教室には十人位しか残っていないけど。その全員の視線が、私と倉田さんに集中してる。


『移動教室くらい、付き添ってもらわなくても一人で行ける。心配なんか、しないで。』


ヒソ…
『やだ…何あれ?』
『あさひちゃんが何かしたの?』
『逆ギレだろ、急に怒鳴ってやんの。』
『大人しい子程、突然キレるってやつ?』
『可愛い顔して、こえ〜』


周りの人達の言葉なんか、関係ない。私はじっと倉田さんを見た。机についた手も、膝も声も…私の全身が震えてる。



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