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~ 愛しい人へ ~
第2章 ~ 彼を想う ~
疲れ果てたわたしは、


いつの間にか


眠っていた。


遠くから聞こえる音?


うっすらと目を開けた。


樹ちゃんが


枕をクッション代わりにして


テレビを観ていた。


金髪の女性?


英語が聞こえた。


画面をよく観ると


C◯Nの文字。


「樹ちゃん、N◯Kじゃなかったです?」


「ヒアリング力落ちたから。
仕事でも英語使わないし。」


「そうなんですね。」


樹ちゃんは、英語ともう一ヶ国語


話すことができる。


一度、私がこの曲、好きなんです。


と、話した時に


サビの部分を歌ってくれた。


私は、いつでも


樹ちゃんの声で再生できる……。


樹ちゃんが立ち上がって、


浴室に向かった。


「一緒でもいいですか?」


「おいで。」


わたしも浴室に向かった。


樹ちゃんの背中を洗ったり、


もちろん、おちんちんも洗った。


樹ちゃんも、わたしの体を


丁寧に洗ってくれた。


浴室から出て、


ふたりは身支度を整え始めた。


樹ちゃんは、むかしから


身支度の時は無言だ。


私は、時々、話しかけるけれど


「うん。」


とか、


「ああ。」


しか、言わない。


だから、わたしは、


髭を剃る姿や、


ワイシャツに袖を通す姿、


ネクタイを結ぶ姿に


目を奪われていた。


今日は、単身赴任先から


自宅へ向かうことになっていたので、


私服だった。


黒のカットソーに、ジーンズ。


お気に入りの真っ赤なジャンパー。


とても、ラフな服装。


わたしが大好きなスーツの時とは


違っていて、


なんだか子どもが


そのまま、大人になったような……


樹ちゃんそのものだった。


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