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甘く、深く、繋がって
第26章 睦みあう
拓真さんに私の気持ちを伝えたい。
拓真さんとこうやっていられる事が、どんなに幸せか……

「辛くなんか、ないです」
「……うん」
すぐ目の前に拓真さんの瞳がある。長いまつ毛に縁取られた優しい瞳。いつも私を、私をちゃんと見てくれる。
「幸せ、なんです。……だから」
口にするのは、恥ずかしい。
ギュッと目を閉じ、もう一度拓真さんの唇にキスをする。
「だか、ら……ゃ、め、ない……で」
かろうじて聞き取れるくらいの小ささで、その上震えてしまった声。
顔がすごく熱い。
はぁ、と拓真さんが息を吐いた。反射的に肩がすくむ。

あ、呆れ、られた?

拓真さんは大丈夫。そう思うのに心が冷えそうになって
「俺と、シてるのが幸せなの?」
柔らかな声に包まれた。
ゆっくり目蓋を開き、優しいままの瞳にホッとする。
「……はい」
頷いた瞬間、重なった唇。初めから舌を絡める深いキス。
「っん……ふっ……」
熱い、のにゾクゾクする。

あっん、気持ち良い……

お臍の奥がキュンとなる。
左手も拓真さんの首に絡めた。
「た、くまさ……好、き」
キスの合間に気持ちを伝える。
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