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第3章 　いいこと

「……見て、いい？」


悠斗の声は、少し掠れていて。

凛はその言葉にまた小さく頷くと、膝を立てた。
悠斗は彼女の両膝に手をかけて。
はあっ、と息を吐いて、それから。
少しずつ、少しずつ。その足を開かせていく。


「ん……恥ずかしい、よ」


凛の声は少し震えていて。
けれども悠斗にはその声などもう耳に入らなかった。
初めて見る女の子のそこに、釘付けで。

開かれたそこに、ごくん、と彼の喉が鳴る。
ピンク色をした、なんだかいやらしい形のそこ。
彼はそっと指先を伸ばす。


「んっ」


びくん、と彼女の足が動く。


「すご、い」


彼は思わず呟いた。
　　
ぬるぬるしているそこ。
そのぬめりに一瞬驚きつつも。
くちゅくちゅと、そこをさわる手が自然にエスカレートする。
指に蜜を擦り付けるように動かす。
そしてその指で、蜜を広げる。
どんどんと濡れてくるその場所が、てらてらといやらしく光って。


「やっ、悠斗、っ……そんな、弄らないで、え」


困ったように訴える凛の声すら、もう彼の耳には入らない。