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学園物えっち短編集
第9章 うちのお嬢様

美麗お嬢様は何処に行ったのだろうか…。
もう会う事はないのかもな。
クソ…もう一回くらい会いてぇな。
写真でも撮っておけば良かった。
ピンポーン♪
休日に美麗お嬢様の事を思いふけっていると、滅多にならないうちのチャイムが鳴った。
もしかして…親父か!?
俺は急いで玄関に行ってドアを開けた。
すると、そこには美麗お嬢様が…
イヤイヤ…こんな所にいるわけがない。
「…里見…私…」
恐らく俺の妄想の美麗お嬢様は持っていたボストンバッグを落として俺に抱き着いた。
「…俺、寝ぼけてんだな」
「ふえッ…」
「イヤイヤ!何でこんな所にいるんですか!?石田!何処かにいるんだろ!」
「…誰もいません…一人で来たんです」
「どうして!?こんな所美麗お嬢様には…」
「私もうお嬢様じゃ…クシュンッ」
「す、すいません!こんな寒い所に立たせるなんて!あー…とりあえず中に入ってください」
なんだよこれ…
こんなクソボロアパートに美麗お嬢様を入れる事になるなんて…。

