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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる

「抵抗すれば、殺す。
誘拐したラミアを返すのだ」
ダーベラは、炎をまとう剣を馬頭に向けて言った。
「お互い仲間に手当てが必要だ…そう思わないか…人間よ」
ダーベラは、デユランダルから炎を消した。
そして鞘に納め、部下たちに武器を下げるよう合図を送った。
キルラムはアズダールに手をかして起こしあげた。
皮の鎧でアズダールも深手ではない。
吹き矢の威力で押し倒れたようだった。
馬頭は倒れた美野里川とサキュバスを見て、仲間のためと割り切ったのか、トリケロスの放電を止めた。
「あいにくだが、ラミアはここにはいない。
迷彩男のところへ別の仲間が返しに行っているはずだ」
「…信じよう。
アルラウネを追う者同士だからな」
「お前ら…BCWを本気で倒す気でいるのか?
戦闘のためだけに生まれた生物兵器なのだぞ…」
馬頭は話ながらサキュバスの方へ歩きはじめた。
彼女が動ければ、回復ができるからだ。
悪魔の魔法は幅が広い。
闇の魔法でも傷は回復ができる。
「我々は仲間の仇を討ちに行くのだ。
そして友人の連れを助けにな」
「…アルラウネは、この先にいるはずだ。
俺たちの仲間が後を追っている」
誘拐したラミアを返すのだ」
ダーベラは、炎をまとう剣を馬頭に向けて言った。
「お互い仲間に手当てが必要だ…そう思わないか…人間よ」
ダーベラは、デユランダルから炎を消した。
そして鞘に納め、部下たちに武器を下げるよう合図を送った。
キルラムはアズダールに手をかして起こしあげた。
皮の鎧でアズダールも深手ではない。
吹き矢の威力で押し倒れたようだった。
馬頭は倒れた美野里川とサキュバスを見て、仲間のためと割り切ったのか、トリケロスの放電を止めた。
「あいにくだが、ラミアはここにはいない。
迷彩男のところへ別の仲間が返しに行っているはずだ」
「…信じよう。
アルラウネを追う者同士だからな」
「お前ら…BCWを本気で倒す気でいるのか?
戦闘のためだけに生まれた生物兵器なのだぞ…」
馬頭は話ながらサキュバスの方へ歩きはじめた。
彼女が動ければ、回復ができるからだ。
悪魔の魔法は幅が広い。
闇の魔法でも傷は回復ができる。
「我々は仲間の仇を討ちに行くのだ。
そして友人の連れを助けにな」
「…アルラウネは、この先にいるはずだ。
俺たちの仲間が後を追っている」

