この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~散花~
第14章  前夜

隧道がどくんどくんと脈打っている。

玉蘭は虚ろな瞳で脚を投げだしていた。

すー…と呼吸が落ち着いていく。

典医が玉蘭の手をとった。股間へいざなわれる。

「挿れた薬がこぼれぬよう、しばらく指で門口を押さえておきなされ」

手が届かなくて、玉蘭は膝を屈曲した。

穴に指先をあてがうと、丸薬のコロコロした丸みを感じた。

「半刻ほどすれば溶けてなじむゆえ、そうしたら部屋へ戻ってよろしいですぞ」

「…はい…ありが…とうござい…ま……」

夢うつつの中、目礼した。

典医は隣の薬庫へ行ってしまった。




/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ