この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
「私が欲しいですか?お嬢様」
第31章 専属〜誓いをふたたび〜
ーーーーーーーーーーーー
「ここ…」
彩芽は見たこともない
行ったこともない立派な旅館に
連れてこられた。
「華水木家が経営する唯一の旅館です」
「え!?じゃあここは颯太さんの
お父様が…?」
彩芽の質問に微笑み頷く。
旅館 はなぶさ
華水木の家が唯一、経営している
多くの華道家の作品が置いてある
華が中心の旅館。
一泊1人10万はくだらない
豪華な旅館だが、常に満室。
予約は1年待ちだ。
「私はここの息子ですから…
部屋を取るのは簡単なのですよ」
「そう…」
代々続く華道の家が
こんなにもすごいとは思わず
彩芽は空いた口が塞がらない状態だ。
それでも颯太が彩芽を
ここに連れてきたのには
ちゃんと理由があった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


