この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第16章 Lesson 恩義
急いで服を着てると、先に着終わったセイジが片付けを始める。

「琴海はお化粧直ししてて…」

「うん…有難う…」

汗ですっかり落ちたメイクを気にしてくれたが、実家に帰るだけだったから、元々そんなにちゃんとはしていなかった。

それでも細かい気遣いは流石だと思う。

これからはセイジを先輩として、見習っていくんだ…。

ドアを開けて空気を入れ換え、ソファーを綺麗に拭いていく。

セイジはテキパキと動き、私たちの交わった跡を瞬く間に消していった。

ズキン…

当たり前な事だ…
私でもそうする…。

でも、胸の奥がズキズキと…

切り傷みたいな痛みに疼く。

掃除し終えたセイジが振り向いて、いつもの優しい笑顔を見せて

「琴海…終わった?」

「うん…大丈夫だよ!」

カランコロ〜ン

それは、店の呼び鈴が鳴るのと同時だった。


/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ