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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
「な、なんか暑くなってきたよね〜!」

妙に喉が渇いてきて、また一気にコーラを飲む。

「琴海…顔が赤いよ…熱があるんじゃない?」

セイジは心配そうな顔で自分と私のおでこに手を当てて熱を確認する。

ドッキン!

う…ちょっと…嬉しいかも…。

「う〜ん…熱って程でもなさそうだけど…早く帰って寝た方が良いかもしれない…最近疲れが溜まってたみたいだし…」

そう言って、セイジが席を立とうとした。

なっ!
会ってまだ30分足らずじゃない!
もう少し一緒の居たいよ!

「大丈夫だよセイジ!少し興奮してるんだと思う!」

明らかに帰りたがらない私を察したのか、セイジはもう一度席に座った。

「でも…琴海…」

心配気に見詰めてくるセイジの憂い顔が、妙に色っぽく見えて、更にドキドキしてくる。

「マスター!もう一杯、コーラ下さい!」

残りを一気に飲み干して、グラスをマスターに差し向けた。


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