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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson

「はぁ…はぁぁぁ……セイジ…ごめんね…。ごめんなさい」
無意識とはいえ、大事な人の手を痛めてしまうなんて…
息を上げながら必死で謝ると、サラサラと揺れる黒髪の隙間から恐ろしく色っぽく瞳を潤ませるセイジに見詰められて、今度は息が止まりそうになった。
ヌラヌラと光るセイジの唇が、さっきまでの激しいキスの感触を彷彿させて身体に余熱を残させる。
セイジは親指で私の唇をゆっくり拭い、細くなった糸を断ち切った。
唾液さえも永遠に繋がっていたいのに――――
ちょっと寂しい気持ちになると
「俺こそごめん…これからレッスンだと思ったら…我を忘れた」
目を細めて眉根を寄せながら、申し訳なさそうに謝ってきた。
セイジの言葉に少し違和感を感じたが、久々な上に激しく求められてキスは凄く幸せで――――
「ううん!私の方こそレッスンを忘れて夢中になってたの……あれ?」
素直な気持ちをセイジに告げた途端、ふと疑問が頭に浮かび上がる。
『レッスンだから』我を忘れたと言ったセイジ。
『レッスンなのに』夢中になった私――――。
状況と気持ちが噛み合っていない気がする?
セイジの甘さと優しさは天性だけど、今日は妙に積極的に思えたのは何か理由があったんじゃなかろうか?
「セイジ――これからレッスンだと…キス出来ないの?」
上手い言葉が思い付けなくて、具体的な行為でこれから始まるレッスンを予測していった。
無意識とはいえ、大事な人の手を痛めてしまうなんて…
息を上げながら必死で謝ると、サラサラと揺れる黒髪の隙間から恐ろしく色っぽく瞳を潤ませるセイジに見詰められて、今度は息が止まりそうになった。
ヌラヌラと光るセイジの唇が、さっきまでの激しいキスの感触を彷彿させて身体に余熱を残させる。
セイジは親指で私の唇をゆっくり拭い、細くなった糸を断ち切った。
唾液さえも永遠に繋がっていたいのに――――
ちょっと寂しい気持ちになると
「俺こそごめん…これからレッスンだと思ったら…我を忘れた」
目を細めて眉根を寄せながら、申し訳なさそうに謝ってきた。
セイジの言葉に少し違和感を感じたが、久々な上に激しく求められてキスは凄く幸せで――――
「ううん!私の方こそレッスンを忘れて夢中になってたの……あれ?」
素直な気持ちをセイジに告げた途端、ふと疑問が頭に浮かび上がる。
『レッスンだから』我を忘れたと言ったセイジ。
『レッスンなのに』夢中になった私――――。
状況と気持ちが噛み合っていない気がする?
セイジの甘さと優しさは天性だけど、今日は妙に積極的に思えたのは何か理由があったんじゃなかろうか?
「セイジ――これからレッスンだと…キス出来ないの?」
上手い言葉が思い付けなくて、具体的な行為でこれから始まるレッスンを予測していった。

