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Change (チェンジ)
第1章 Change (チェンジ)
 6

「あ、えっ」
 そんな望の話を訊き、ドキドキと心を高鳴らせ、昂ぶりを感じてきていた。

 だってよく訊くとこの話は…
 この話のオチは…
 まるで、いや、間違いなく望のオレへの告白であり、激白だから。

「そう、わたしも遼くんを大好き、愛してるの……」
 その望の顔には笑みはなく、いや、どちらかといえば緊張の表情と、濡れた瞳。

「ううんわたしは遼くんが好き、愛してる」
 望みはそう囁きながらスッと左手を伸ばし、オレに顔を寄せ…
 キスをしてくる。

「あ、め、めぐ、り、い、いや、の、のぞみ…」
 オレは近づいてくる望の唇を…
 望の唇から逃げられない、いや、自ら近づけ、キスをした。

 だって…
 だって…
 オレが好きで、愛しているのは…
 めぐりじゃなくて…
 このチェンジして目の前にいるのぞみだから…

 前回、前々回と気持ち良く、まるでふたりがひとつに融け合ってしまうような快感のセックスをしたのがこの目の前にいる…
 のぞみ、望であるから。

 そしてそもそも居酒屋で意気投合したのもこの望だから…

「あ……」
 オレたちは抱き合いながらキスをしていき、そして望の左手がオレの股間に触れてきた。

「あらぁ、またこんなにぃ、硬くなってるぅ」
「あ、いや、そ、それは…」
 そう、オレ自身はまた再び、ギンギンに硬く、脈打ち、震えてきていた。

「またスる、シちゃう?」
 濡れた瞳で見つめながらそう聞いてくる。

「あ…」
「今度はホンモノのわたし、望とシちゃう?」

 ホンモノのわたし、のぞみ…

「あ、うん…」

 それは望からの正式な告白…

「いいじゃん、そんなに難しく考えなくてさぁ…」
「え?」

「だってさぁ、わたしたちはまだまだ若いのよぉ…
 気持ちよければ、感じられればいいんじゃん…」

「あ…」
 その言葉も正に云い得て妙であった…
 そうである…
 まだまだオレたちは若いんだ、快感優先でも構わないんだ…
 まずは快感から…
 そして想いが後からでも構わないんだ…

「だってさぁ、どっちみちぃ、最初はわたしか季かぁ、分からなかったんだしぃ…」

「あ…」

 オレにはその望の言葉に返すコトバがなかった…
 
「中身はそんなに違わないからさぁ…」

 それは本当に、キツい冗談である…

               Fin~




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