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初恋のメリーバッドエンド・幼馴染とのハッピーエンド
第2章 初恋との邂逅
「・・・まあ今日はちょっと難しいかな?祖父ちゃんの火葬が終わってからは、みんなで集まって飲むし。まあだけど、その時だったらちょっと位は話せるかも知れないね」

「その時で良いから、ちょっとお話しようね。絶対だよ!!?」

 何か余程言いたい事があるのだろう、可奈は凄い気迫でそれだけ言うと、葬儀会場の中へと入っていった。

 その後ろ姿を優弥が見送っているとー。

「いやぁ、すまんな優弥。ちょっと遅くなってしまった・・・!!!」

「・・・いや、まあ良いんだけどさ?また何かあったら言ってくれよな、手伝い位は出来るから」

 泰三がトイレから帰って来て優弥は再びフリーになったのだが、その後は特に滞りなく葬儀は進行して行き、無事に火葬も終えて親族達全員で会食をする運びとなった。

 その席上。

「父さん、ちょっとごめん。電話をして来る・・・」

 そう言って優弥は親族達が会食している三階の大部屋から、葬儀屋の受付窓口のある一階へと降りて行くと、果たしてそこには可奈の姿があった。

「こっち・・・」

 可奈はそう言って優弥を外へと連れ出すと、“ちょっと歩かない?”と誘い、半強制的に彼を散歩に同行させる。

 田舎の冠婚葬祭と言うのは万事に大掛かりで長く続くのが決まりであり、現にその日の会食も午後二時から始まって夕方の六時まで掛かるようになっていたのだ。

「ねえ優ちゃん・・・」

「なんだよ、可奈・・・」

「もしかして私と翔くんの事、知ってたの?」

 いきなり単刀直入に核心を突かれて優弥はしかし、殆ど動じる事無く“うん、知ってた”と即答した、別に今更隠すような事では無いし、意地を張る必要も無かったのである。
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